貧困は世襲すると言われています。

借金に悩んでいる人

つまり、親が金持ちであれば、その子供はお金に困らない裕福な生活を送ることができ、逆に親が貧乏であれば、その子供は金欠でお金の工面に苦慮する生活を送ることになりやすいという事です。 また、経済的な面でいったんどん底にまで、落ちてしまうとそこから這い上がるのはかなり大変です。

貧乏暇なしと言いますが、所得の低い人は普通の人の何倍も働かないと、貧乏から抜け出すのは難しいです。 ということは、借金の返済で生活苦を感じている方は、その金銭的に苦しい状態がずっと続くのでしょうか?

ここでは、借金苦はいつまでも続くのかについて説明をしています。

経済状況は世襲をする

上で述べたように、経済状況は世襲するというのはかなり正しいです。

その理由は、裕福な家庭は子供にお金を掛けて良い教育を受けさせます。 その結果、良い大学に入ることができ、国家公務員になったり、民間なら一流企業に就職をすることができ、高給かつ安定した生活を手に入れることができます。

一方、貧しい家庭は、子供の教育にお金を掛けることができません。 その結果、高卒となり、地元の零細企業にいしか勤めることができず、薄給かつ不安定な人生を過ごすことになります。 ですから、経済状況と言うのは世襲しやすい性質があります。

借金苦は継続しない

では、借金もそうなのかと言えば、借金は世襲しないので、借金苦がいつまでも続くということはあり得ません。 返済中は生活費が不足がちで生活苦を感じるかもしれませんが、完済してしまえば、毎月支払っていた分のお金が浮くということになるので、それまでよりぐっと生活は楽になるはずです。

万一、返済できない程の多額の借金がある場合は、裁判所に自己破産を申し立てて債務を免責してもらうという奥の手もあります。 今、借金の支払いで生活が苦しいと嘆いている方も、その状態が永遠に続くことはないという事を励みとして頑張る様にしましょう。

日本人は根が真面目な人が多いためか、経済的な理由により自殺をしてしまう人もいます。 もし、そういう考えを持っている方は、うつ病の可能性があるので病院で診てもらった方が良いです。 会社経営者などは数億の借金があっても、希望を持って頑張って働いています。

最悪の場合は、自己破産と言う伝説の宝刀があるので、悲観する必要性は全くありません。 日本国憲法により、日本人には健康的で文化的な最低限度の生活を送る権利が保証をされています。

●日本国憲法の条文
日本国憲法